惚れ薬 日本昔話

惚れ薬が題材の日本昔話があるって本当?気になるその内容とは?

 

惚れ薬と言えばアダルトな雰囲気がありますが、なんと日本昔話には惚れ薬が題材となっている回があるんです。はたしてどんな内容だったのでしょうか。

 

 

 

惚れ薬が題材になっている日本昔話の詳細

タイトルはそのまんまの「惚れぐすり」

 

放送日は1987年11月28日(昭和62年11月28日)となっています。

 

 

日本昔話「惚れぐすり」の簡単なあらすじ

 

とある和歌山の田舎に、茂平と熊蔵という二人の若者がいました。気弱な茂平と気風のいい兄貴分の熊蔵は、性格が真逆ながらとても仲が良く、いつも二人でつるんでいました。

 

町に用事のあった茂平は、偶然見かけた米問屋の娘に一目ぼれ。なんとかお近づきになりたいが行動できずにいる茂平に対して熊蔵はイモリの黒焼きを粉末にした惚れ薬を渡し、意中の娘に振りかけるようにと指示を出しました。 

 

惚れ薬を受け取った茂平は早速米問屋に向かい、娘が出てくるのを待ち伏せました。娘が店の中から出てきたタイミングで惚れ薬をふりかけた茂平ですが、なんと惚れ薬がかかってしまったのは娘の隣にいた恐い顔のおばあさんでした。見事惚れ薬は効果を発揮し、おばあさんに惚れられてしまう茂平でした。

 

一度目は失敗に終わってしまいましたが、熊蔵に発破をかけられもう一度挑戦することに。今回はしっかりと娘が一人で出てくる所を確認し惚れ薬を振りかけました。ところが突然横から飛び出してきた貧乏神にかかってしまい、作戦失敗どころか貧乏神に取りつかれてしまう結果に。

 

貧乏神に惚れられてしまった茂平は嫁だ彼女だと言っている余裕もなくなってしまい、日々の生活のためにそれは必死に働きました。働いて、働いて、お金を稼ぎ、気が付くと茂平は誰からも認められる立派な大人へ成長しました。そして茂平はかつて惚れた米問屋の娘よりも美人な嫁をもらい、幸せに暮らしました。

 

 

子供向けの話には何らかの教訓が込められていることが多いのですが、この話では惚れ薬なんかに頼らなくても懸命に努力し続ければ望んだものは手に入ります、ということを伝えたかったのでしょうか。

 

 

現代日本にはこんな惚れ薬もあります

 

日本昔話では惚れ薬なんていらないよ、という教訓を伝えてきましたが、大人になるとそんな綺麗ごとは脇に捨てておけとなってしまいます。

 

現代日本では強力な効果を持つ惚れ薬が販売されているので、興味がある人は購入することも可能です。

 

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